こんにちは。とうとうこの日がやって来てしまいました。
パラレル永住編『春還』、これにて完結です。感無量が過ぎて逆に茫然自失としています。バーンアウト期はひとまず越えました笑
あとがきにも書いた通り、本文にすべてをぶつけたので、今更何を語る必要もないのだ……。それはもう野暮というものよ。
ただお察しの通り、老体に鞭を打って息を切らしながらの完走でしたので、まぁとにかく脱稿までが本当に大変でしたという雑な苦労話くらいは書けましょうか。三年かけての脱稿、約三十四万字だそうです。
しばらく長編は書きたくない……
と脱稿直後のメモ書きに書いてあります( 'ᵕ';)
過去、二十万字を超える作品の執筆もかなり苦労した覚えがありますが、三十万字の壁はとんでもなかったですね……。ユゥイさんがあちこち次元移動していなければここまで書けなかったと思います。もう辛い……書きたくない……と心身を擦り減らしているはずが、終盤に向けて書きたいシーンが渋滞してしまい、書いても書いても終われないという地獄のような日々を送りながらも、「絶対におまえ(由惟殿)を幸せにする……!(cv黒様)」という執念だけで書き切りました。体感としては体重が半減しました。
物語の骨格は初期構想の段階で固まっていたのですが、最終的にそこに付いた肉の量が半端なかったという。私が血肉を削っただけはあるぞ。
リプロをテーマにするとなかなか書き様が難しいです。書きながら私自身も傷付き、由惟殿と一緒に泣きました。読後感としては少しばかり引っ掛かるものがありそうですが、あれが私の精一杯であり、現時点での答えです。『World's end only Eden』とも『クリア』ともまた違った雰囲気になったのは私としても少し意外であり、特にクリア的要素が強くないというのが驚きでした。この二作品と差異化できた(と思える)ことは嬉しいです。
脱稿直後の独り言より、
由惟殿は性別とか超越している感じもある……
とのことです。た、確かに。喩えるなら天女ですね……「にょ」って入ってるけど……。
以上です。
現在は、五話くらいでさらっと完結するはずだった短めの連載ものを書いています。七話くらいになるかな。落としどころが難しい感じです。
相変わらずタイトルが決まらないので、決まり次第の連載になるかと思います。早ければ再来週からの公開、引き続き隔週の更新で、と考えております。
黒鋼視点でお話が進んでいるのですが、本作の彼視点、思った以上に色っぽくて可愛いです。※当社比ですよ! と注意書きを入れつつ、可愛い黒鋼くんお好きな方はまたお付き合いいただければと思います。
と書いてみて、自らを鼓舞する作戦です。初期計画としては今月中に脱稿です(またそうやって無理な目標を……)
拍手ありがとうございます!
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