こんにちは。
今週も本館の更新がお休みで申し訳ないばかりですが、今日は拍手のお返事をしにやって参りました。過去作品に言及していただけることで、自身ではすっかり目を通さなくなった文章に触れる機会を与えられています(そして、久々に読み返す中で見付けた誤字を修正する機会にも……笑)。ありがとうございます。
拍手もたくさん感謝です。更新できず心苦しいですが、管理人が余裕を得るまで少々お待ちいただけますと幸いです。
以下お返事です·͜·
>「World's end only Eden」を……の方
メッセージありがとうございます! ご自身の実体験に基いた真摯なご感想、真剣な気持ちで拝読いたしました。綴られる言葉一つひとつに重みがあり、こうしてお伝えいただけたことが有難く、他にはないご感想だと思っております。ありがとうございます。
私自身がセクシュアリティ的に、あるいはそうでなくとも身体機能的に、子どものいる人生とは縁がないため、いただいた言葉が本当に響きました(自身のこうした境遇上、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ周辺に関して容赦ない描き方をしてしまう節があるので、その表現方法が読み手さんを傷付けるものになっていないかな、というのは気になりました……。今後も一層、表現には注意を払いたいと初心に返っているところです)。構想・執筆当時、最新の医療技術や生命倫理について勉強していて、「答えが出ない」と感じることが多々ありました(今でもそうです)。様々な立場での想い・権利の主張があるからこそ、正解・不正解、善・悪では語れない分野だと、取り扱うことの難しさを感じます。当作の結末について自身で評するならば、「人としての良心と科学倫理の狭間で揺れ動き、悩みに悩んで提示した結末」という表現以外にはありません。世界の在り方が往々にして“答えの出ない問”の連続だと思うと、視点が変われば“ハッピーエンド”もまた変わる、メリーバッドエンドが世の中の常なのやもしれません。
……正直なことを言うと、書けば書くほど自身の倫理観と、優等生的な理性とが感情と乖離していき、どうしようもなくなってしまったのでした。筆者の複雑な心境が、あのような結末を生み出しているだけに過ぎないので、「高い技術」と評していただくのはあまりにも恐縮です。しかし、すっきりとは晴れない読後感の中に何かを残せたのだとしたら、このお話を書いた甲斐があったなと感じられます。ありがとうございます。
終盤にかけての展開は詰めの甘さが目立つものの(ご感想をいただきざっと読み直しました笑)、誰にも阻むことのできない意志に導かれるまま、夢中で執筆した記憶があります。それもすべて、黒鋼が主人公であったおかげです……。彼はそもそも原作においてチートキャラなので(私見)、彼に任せておけば何とかしてくれるだろう、という変な安心感があります。本作に限らずちょっと……かっこよく書きすぎている感はありますが、本作は特に、初期黒鋼が持つ荒々しさや、それでいて案外頭の切れるところ、実は面倒見が良くて、迷いのない自信が彼自身を導いてくれるところ……などを盛り込むことができたかなと思います。彼の、深く深く闇を知った先で自覚なくめちゃくちゃ眩しいところ、に憧れています。原作を意識したダークヒーロー的主人公が書けて満足しているのでした。すみません……黒様のことになると語りすぎる……
忍び込んだ密輸船の中でファイに飴を与え、二人して夜明けを迎えるシーンにはいろいろなものを込めたので、ピックアップしていただけて嬉しいです。ともに死線を越え結ばれた二人が、本来ならば喜ばしいはずの場面で口論し、誓いのように一つの選択をするシーンも……書いていて、この話の二人でなければ到達できなかった地点というか、この二人によって自分が到達することを助けてもらえた心地というか、そういう不思議な感覚を味わいました(黒ファイを書くことによって自身の輪郭が鮮明になり、またこれまでにない自身を発見し、確立していくのを感じます……黒ファイに出会えてこうして文章を書き、それを誰かに読んでもらえるという幸せを改めて噛み締めています……)。
序盤の英語しか話せないファイ、の描き方は実は少し難しくて、というのも、安易に日本語表示機能を付けてしまったのがその原因です(・・;)(そもそも、安易に英語を喋らせたのが間違いだった感も? 私の拙い、きっと間違っているだろう英訳では、絶対に会話の内容が伝わらない……と思って笑、日本語だったらどんな言い回しになっているか、を保険的に添えておいたのでした。その点を評価していただけるとはもったいないです!)「I」と言っていれば違和感のない一人称も、日本語にした途端違和感が出るという……読み手さんにとって受け入れ難いかな、と悩みもしたのですが、序盤で読むのを断念せず読破していただけたのが嬉しく、心から安堵しております……。
そしてどんな設定の中にあっても力業で萌えを捻じ込んでしまおうとするのは、単に私が不治の黒ファイ狂だからです……(なんと情けない返答)(節操がないとも言う)タオルに包まれてじっと黒鋼を見詰めるファイ……庇護欲……
また、注意書きについてのご支持もありがとうございます。今回プロットを見直してみたら、どの程度を注意書きに入れるか、というのは構想時点で悩んでいたようで、こうして時を経て「そのままでいいんだよ」と肯定していただけた私が絶賛救われております。読み手さんからそのように言葉をかけていただけると、安心してサイト運営を続けていけます……。
原作に沿った設定にも意識を向けてくださり嬉しいです。黒鋼が飛王サイドに落ちていたら? という、なんちゃって原作IFでもある本作ですが(結局脱走しちゃってるけど)、原作を大切にされている読み手さんからの評価は身に余ります。こちらこそ、読んでくださって本当にありがとうございます!!
急に秋を感じさせる気候になってきました。お身体を大切に、ご自身を労わってお過ごしくださいね。幸せを祈っています。
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