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こんばんは。単発ものを更新してきました。
先日言っていた、ツンツンなのにベタベタな話、です。拙サイトにしては珍しく、年齢制限表記通りのこと「しか」していないので、どうか自衛なさってください。

今年の春に三つ、短編の構想が浮かびまして(実際メモをしてみたら、三つのうち一つ、は連載でしか書けないような気がしているのですが)、それを消化した形になります。プロットには「いかがわしいけど寂しくて切ない感じ」と書いているものの、構想当初に思い描いていた雰囲気になったのかと問われるとかなり微妙である。あらすじ、くらいのサラッとした軽さで書くのと、あれやこれやを言い換えて場面を描いていくのとでは、生々しさの度合が異なるので。いとも容易に、いかがわしい「だけ」に成り下がる気がする。紆余曲折の果てにそういう展開が自ずと“引き寄せられる”パターン(つまり長編)ならば、書く内容も変わってきたりして、もう少し扱いやすいのだけど。
……まぁな。草と相違ないわしが書くのでは、官能も何もありはしないが。
何はともあれ、ファイさんの後日が気がかりでならない。⇩おまけ。

「おい、逃げるな。不摂生せず飲め」
「……いらない。……触れると……変な気に、なる(小声)」
「飲め。……そのあと抱いてやるから」

絶対イヤ……! 黒たん中毒になる!⁄(⁄ ⁄>⁄-⁄<⁄ ⁄)⁄ とファイさんは思っている(※なってる)
あと、我を忘れて「くろさま」って呼びそうになるから嫌なんだと思ふ。
(余談だけど、時に諜報任務を担うような、力関係ありありの忍の世界には「いろいろある」ようで、それを仄めかされたファイさんは嫉妬して怒っていたりする)(かわいい)

食べる物がその者の体をつくる、という、いかにもつまらない健康指導めいた言葉の意味をよくよく考えてみると、黒ファイの場合は何か感慨深い心持ちにもなる。
生きる気皆無、あわよくばタヒにたい(タヒねない)
→タヒねそうだったのに、強制的に生かされた
→自分が犠牲になると覚悟を決めていたのに、自分のために犠牲が払われ、生かされた
→生きるよ
の流れが好きで……。そしてこの「→」の間にファイが食していたのが、黒様な訳で。上手く言えないんだけど(分かって)

でも、というかもちろん、だが、セレス後の展開で黒たんの命が失われていたとしたら、ファイは完全に闇落ちしていたのだろう。いや、きっとそれを分かっていたはずの黒たんが、自分の命を引き換えにすることなどないと知ってはいるけれど……あの生死を彷徨うわ、世界が閉じる直前だわの極限状態で、勝機を勘定して行動を起こしたとは思えない。ほぼ本能なのか、と思うが、打開策を与えてくれたのが心から信頼する知世姫だったからこそ、自らが死すなどという疑いを一片も持たず腕を切り落としたのだと見える(知世姫尊い……タイムに入る私)

心とは裏腹に生きようとする体、を経て、「生かされるのではない体」に戻ったファイが生きることを選べるのか、というのが、彼の生死を巡る最終のテーマだと思うのだけど、となると、上記の「生きるよ」には二段階あることが分かる。つまりは、
(強制的・消極的に生かされる、からの)
・積極的に生かされる
・生かされなくても生きる
の二段階。ここの書き分けが私はまだ浅い。
ニライカナイで未だ垣間見えた自己犠牲的な姿勢は(彼の長い苦悩やこれまでを思えば仕方がないことで)ご愛嬌と捉えるべきかな、と思いながら、彼の心の底に根を下ろすキャラクターが完全には死なないままに「自ら生きる」という状態はどういうものなのだろう、と考える。
その答えはもしかしたら、「すべての旅が終わって一人新たに旅立った先」か、「一度は一蓮托生と心に決めた人と連れ添い、そして再び一人になった先」に、あるのかもしれない。
……想像から逃避したくなるので、どうやら私はこの点を深められないままらしい。

なんだ。堰を切ったように語るじゃねぇか。決していかがわしさを誤魔化すためでは……ためでは……(フェードアウトする音声)
二週に一度の更新さえ怪しい日々ですが、今度は季節ものの永住編小話を出せそうなので、その公開準備を頑張ります。
とにもかくにも、「i love youの日」にツンツンベタベタできてよかったです。こんなの出すの恥ずかしいな……としばらくうじうじしていたが、開き直ってしまえば妙に前向きな気分になってきたぜ。……恥ずかしくなったら消すぜ。

拍手ありがとうございます! 以下お返事です。

>こんにちは。黒ファイプレイリスト……の方
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