こんにちは。一年前に書こうとしていた永住編小話を上げてきました(クリアのほうは季節を合わせたいがために今回はお休みです)。突貫なので短い気がしますが、最近コンパクトにまとめることが苦手になっているよう。やっつけ感が滲み出ていてお恥ずかしい。
今回の話に入れ込めなかったのですが、日本国に戻った初めの頃、お城で言葉を習うファイさんを黒様は度々お迎えに行っています。勉強部屋から出てきたファイさんが満面の笑みになるやつです。
「くろさま! しごと、おわり」
「ああ」
「オレは、べんきょう、おわり!」
「おう。頑張ったな」
頭わしわし。ファイさんは再びにこーとなって、今日の勉強の成果を黒様に見てもらいます。書き取りの練習をしたお帳面を開き、大の大人二人が仲良く肩を並べる。それもそのうちの、うんうんと面倒見良く話を聞く一人はかつての荒くれ者だというから、城内が騒然とするのも無理はありません。周囲の驚嘆に気付いていないのは当人たちだけという。
ちなみにファイさんの“黒様宝箱”は一つではなく複数あります。ちょっと尋常じゃないですがうちのはそんな感じです。先々のいらんことまで考えて捨てられない病。
……自分も少々その節があるのだ。もし近いうち相手か自分に何かがあったら、これが最後の言葉のやり取りに……だとか。この人の書く字を見られるのもあと一体……などと考え、宅急便の送り状さえ捨てるのを躊躇うことがあります。病気……?
分離不安症、なんだろうなと思うけれど、生活に支障を来すほどではないので、これが自分の性格だなーと気楽に受け止めています。ファイさんの場合は生まれ育ち諸々を思うと、私なんぞより確実に深刻かと。察しのいい方はとうに気付いておられるでしょうが、そんなつもりで書いていたりします。突然の裏話。
拍手ありがとうございます!
以下お返事です。
>mayuriさん
メッセージありがとうございます(´︶` )拙サイトとの遭遇が“ラッキーな出来事ナンバーワン”に輝いてしまっていいのかと恐縮ですが、そんな風に言っていただけて嬉しいです! もったいない!
ご感想もありがとうございます。「晩翠に花笑む」はちょっといろいろやり過ぎたかなと思ったのですが、黒様並みの心の広さで受け止めてくださり感謝です。
更新までの間、拙作を味わい尽くしてくださっているとのことで笑、本当に嬉しい限りです。自分で作品を読み返すと、mayuriさんが丁寧に読み込んでくださるほどの深さや裏はないように思ってしまうのですが笑、想像上の黒ファイ世界(まさに一つではない! その存在を知る者にとっては!)を広げる一助となれるならば幸いです。
今年も異様な執着で異端な異世界を繰り広げて行きたく思います! ここまで来たら我が道を行きます。背中を押してくださって感謝です。
mayuriさんにとっても、実り多き一年となりますように。
----------お返事ここまで----------
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