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□    正解・不正解
こんにちは。永住編小話を上げてきました。タイトルも終盤もめちゃくちゃ恥ずかしい感じですみません。今年度が始まってまだひと月だというのに、私は相当疲れているようです(:3_ヽ)_

あ! 小説の目次ページtext(L)ですが、永住編:ロング・グッバイ番外編小話部分の表記方法を変更しました。これまでは小話のタイトルをずらずらと並べていたのですが、増えてきて見にくいので、タイトル中の一文字のみを並べていくことにしています。気が変わったらまた変わります笑

さて、端午の節句について調べていて、鯉のぼりの起源を知りました。日本国は現実の日本とは一致しないとはいえ、戦国時代辺りを想定して書いているので、時代考証をすると、当たり前のように鯉のぼりが上がっている風景は違うのかなと思い、あんな感じになりました。にしても、鯉のぼりを最初に考えた人は面白いなと思います。
永住編を書こうとして一番大変なのはここです……時代考証、と言えるほど立派なものではありませんが、漠然と「古くからあるもの」と言ってもやはりその中にも新旧がある訳で、そういったことを知らずに書いてしまうのと、知った上で書くのとでは自分の中での納得具合が違ってきます。植物なんかに関しても、「これ日本に入ってきたのは案外最近なんだ……!」というものもあったりするので、和歌集レベルで歌に詠まれているようなものでないと迂闊に出せなかったりします(というのは言い過ぎだけど笑)
……そもそも歴史が苦手すぎる人間なので、この作業は苦行でしかないのですが、今になって勉強してみるといつの間にかはまってしまったりするものです。頭の体操として、ぼちぼちやっていこうと思います。

端午の節句に限ったことではないのですが、子どもの頃から当然のように触れてきた行事というものを改めて考え直してみると、いろんな記憶が不意に思い出されます。
たとえば、子どもの日で言えば。こういった行事や、それに纏わる食文化には母が敏感だったのでしょうが、毎年ちゃんと柏餅と粽が用意されていました。実家を離れて暮らしていると、(生活に無頓着な私だからなのかもしれませんが)行事ごとにはとんと疎くなります。特にここ一年は帰省もできていないので、正月すらなかったくらいです。そういう自分の、世界や文化や歴史といったものとは交わりを排した、人間味のない生活が、なおさら過去の記憶を遠い遠いものとして懐かしんでしまうようです。別に、柏餅を食べなくても五月は過ぎるし、子どもは大人になります。けれどそういった、「生存には不要だけれど、それがあることで生活が豊かになるもの」を何の躊躇いもなく与えてくれていた母を思うと、感謝の念が胸に沸き起こります。あの人は文化人なのだな。

こんなことを思い付けばなおさら、軽んじられ衰退していく文化や芸術を惜しむ思いが強くなります。きっとこういうことなんだな。傍にあって、当たり前のように手に入るうちは、その存在を何とも思わないのだろう。人間とは薄情なものだから。そうして失ってから、その「然して意に介していなかったもの」が、自分の生の時間にどれほどの彩りを添えてくれていたかを気付く。「それ」によって、自分という人間の一部が形成されてきたという紛れもない事実と重さに、衝撃を受ける日が来るのではないか。「それ」がもう二度と取り戻せないと分かったとき、私は自分の中が空っぽになるような気がしてならない。

ああ、もう少し上手く書きたいのだけど、上手く書けない。
効率的なもの、お得なもの、儲かるもの、とかにまるで興味がないのに、こういった人間の中身や、生きることの豊かさにばかり執着して考え込んでしまう私は、現代の「役に立つものだけを重視し、直接的な富を生まぬものは軽視する」という「効率の良い」社会にことごとく置いてけぼりを食らっている。
別に追い付きたい訳ではない。ただ、そんな世の中を推進したがる人の心理と、彼らの目論見には微塵も気付かず、得をしたい得をしたいと乗っかる民衆の心理とを、理解したいとは思う。理解して、そして、どう向き合ったらよいのか、考えたいと思う。それはきっと辛く苦しい作業だろうけれど。
本当に、この世の中で生きていくことが場違いで、何を喜びにしたらよいのか分からないでいます。自分の想いや願いの届かない社会は、息苦しいですね。
暗くなってしまいましたが私は元気です。こんなに晴れやかな気候なのに、心が晴れないのはなぜだろうと考えていたら、方々に思考の触手を伸ばし過ぎました。そんな自分の精神を憎みはしないけれど、もう少し「効率的に」生きられないのかな、と呆れて苦笑してしまう休日です。

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